NO.0141 2014.12.03発行

《 ワークショップから・・・ 》

長い間 仕事を続けているうちにいつか作り上げてみたいなと思う漠然とし たものがあります。

そしてそれを追いかけている内に作ったものは結論ではなくて、その時その 時の自分に対しての答えを表現したものです。

つまり、経過する一時点です。
限られたわずかな空間の中に可能な限り大きな世界を表現すること。

誤解を恐れずにお話すれば、たとえばミラノを訪れた時にドゥオモ(礼拝堂) の内部で感じたように限られた建物の中の空間であるにもかかわらず広大な 世界を感じさせる事が出来る表現のような事です。

表現方法は難解にならず、シンプルに押し付けがましく無く。 つまり、身に着けることが可能な範囲で・・と言う事です。 そしてこれが今回の答えの一つと言う事になります。

今年も12月になりました。

一年の終わりに、また新しい年の始まりを感じながら 何時ものようにウィンターコレクションをしております。