NO.0140 2014.11.05発行

《 ワークショップから・・・ 》

良くお客様から、リフォームやお客様の為のデザイン以外にオリジナルのデザインを 考えるときはいつ考えるのかまた、どの様にして(どこから)考え付くのかと質問され ます。

答えは、四六時中考えていると言う事と身の回りの自然を見て感じたものからと言う 事になります。

身の回りの自然には、手持ちの宝石も含まれるのである石を見続けているうちに思 いつくデザインも結構あります。

沢山の可能性を検討した挙句、結局とてもオーソドックスな物になったりします。 エメラルドカットのダイヤの指輪は、その一例で いつも作っているバンドリングと綺 麗に組み合わせられる様にしたくて作りました。

デザインをする時、あまり沢山の事で悩まない事です。

出来るだけストレートに思いつくまま作ったもの程 軽やかで、美しいと思っています。 色々 思い悩むのは何か気に入らない事がある為で何かメッセージを込めようとか、 自分を表現しようとか・・・

そんな事はお客様にとって うっとうしいばかりと思います。 アクセサリーは身に着けてこその物。

最近ご注文で作ったエンゲージリングです。
「5」という数字に何か意味お持ちと言う事で中心の石を含めて片側にだけ5個のダ イヤを寄せることにしました。

特に凝ったデザインを追い求めるのではなく、こんなデザインこそ軽やかに独自性 を主張したものだと好ましく思いました。