NO.0117 2012.12.05発行

《 ワークショップから・・・ 》

とうとう今年も12月になってしまいました。

毎年同じ事を書くのも気がひけるので、今年は私事を少し書きます。

卒業して約40年ほど経つ高校の恩師が亡くなりました。
英語の教師をされていたのですが、趣味で絵手紙を書かれており私も頂いた事 があるような気がします。

かなりな枚数に上るようで、ご遺族の手によって遺作展がもようされました。
誰か知り合いと会うのがいやで、初日の朝一で伺ってみました。
作品には見覚えのあるような気のするものもありました。

ご本人も言われていたようですが、模倣のようなものや完成度の低いものも多 いようなのですが、絵を描き続けるということこそ生きている証のようなもの だったのかなと思いました。

ウィリアム・サローヤンが「何もしないのは死んでいる事と同じ」と言ってい る様な事なのかなと思い、故人をしのびました。

私が宝飾品を作り続けている事も同じ事なのかなと思うのですが、行き続ける ことは何と大変なことか・・・


それでは良い年を迎えてください。