NO.0109 2012.04.04発行

《 ワークショップから・・・ 》

四月に入ったと言うのに、まだ少し寒いですね。

入学式に桜が見られないのはなんとも寂しいものです。
いつもなら満開の桜どころか、葉桜のようになってしまっているのに・・・

毎年毎年が同じではないとおかしいと考える方がおかしいのかも知れません。桜の花はそれぞれ全て違ったものであるのにもかかわらず、桜の花だと認識できるのは桜の花の持つ特徴のほとんどを我々が記憶しているからなのでしょう。

どれほど違っていると、これは違う種類のものだと判断するのでしょうか?
最近男性と女性の区別が付けづらくなっている様に、区別する為の要素はあまりはっきりしているものではないのかもしれません。

逆に言えば、ちょっとやそっと違っていたところで大した差があるわけではないのかなと思います

むしろ変化のある事象の方が自然は事な分けですから、何とか生きて生活が出来ているだけで上出来なんだなと思って生きていこうと考えているこの頃です。