NO.0083 2010.02.03発行

《 ワークショップから・・・ 》

 
久しぶりに、色石を使ったペンダントの写真です。
実はこれと同じ素材(カットは違いますが)の指輪も作ったのですが写真を撮り忘れてしまいました。
 
オレンジ色の色石はあまり種類が無く、トパーズとここに使ったガーネットぐらいしか思いつきません。 
 
その上、スペサータイト・ガーネットの中でも「マンダリン」と呼ばれるほど綺麗なオレンジ色は少ないほうで、ここに使ってある石の色もその「マンダリン」に入るほど良い色でした。
 
 
 
表面の写真だけでは分からないのですが上から見るとここにもメレーダイヤが留まっています。
分からないようですが、身に付けるとその違いは歴然としているものです。
 
次の写真はイヤリングの写真ですが、ハートのモチーフが流行っているのでしょうかここのところハートのご注文を良く頂きます。
 
 
実際にはピアスにしたいところですがピアス穴を開けるつもりが無いとのことでイヤリングにしたのですが耳に付く金具そのものをデザインしているので違和感は無いと思います。
 
耳につけると軽やかにゆれてとても素敵に出来ていました。
やはり宝飾品は身に付けてこそ良さが出てくるものです。
 
そのお客様が身に付けていると言う事を頭に描いて作られる事にこそ注文する意味があります。単に希望の石を使い、希望の形にすれば良いという訳ではありません。
 
そして私にしても何時でもうまく行くとは限らないのです。
だからこそ、何時でもハラハラドキドキして常に緊張をしながら仕事をするのですがそれが程よい緊張を伴うときに、本当に良い仕事が生まれます。
 
これからもずっとそうであります様に・・・