7月後半のサマーフェスタ用に作った指輪の写真を数点載せておきます。
特にプラチナとイエローゴールドで一本づつ作ってみた指輪のイエローゴールドの物を気に入られた方が多く意外でした。
ここ十数年間、銀色の地金(プラチナにしろホワイトゴールドにしろ)ばかりが好まれてきた傾向が少しづつ変化して来たのかなと思いましたが金色はとても好きなので嬉しい傾向です。
サマーフェスタのお知らせの葉書に使用した「ドア」のブローチは予想した通り賛否両論で全く価値を認められないと言われた方ととても気に入られた方とがいらっしゃいました。
元々私の作って来た物には多かれ少なかれこの傾向がある様なのですが作ってきた作品と言うよりも、それを受け止める側の私のお客様達の大部分が好き嫌いのハッキリされた方達と言う事なのだと思います。
一人で仕事を続けている為に、どうしても独りよがりな仕事になりがちです。
ですのでお客様の様々な反応から常に軌道を補正させて頂いている訳で、つまりはお客様に育てて頂いて来たという事なのだと思います。
でも、補正され続けている内につまらない物を作る様にならないか心配する必要はありません。
自分自身でさえ補正出来ない程変わった物が作りたくなってしまうので、この位がちょうど良い加減なのです。