NO.0026 2005.05.04発行

《 ワークショップから・・・ 》

先月のメルマガに関しては全く弁解の仕様がないのでただ申し訳なく、反省しております。

ところが、今月はそれを補えるほど元気があるわけでもありません。

今までのメルマガを見返してみると、どうやら一年に一度は何も書けない時期に陥るようで、こういう時にはリフォーム等、ご注文の仕事をせっせとこなす事になるので、目新しくお見せする作品があまり無いので、勢い写真を掲載する事が出来ないのであります。

そう言っていても始まりませんので、一つだけ写真をご覧になってください。

http://www.shoda-jewels.co.jp/obj/imgs/N0381.jpg

これは黒蝶の真珠(ドロップ型)のペンダントヘッドを付けたネックレス2本を重ねて撮影した物です。

バロックの真珠の殆どはどこかにサークル(珠の周りに窪んだ線の事)が入った物が多いのですが、これらの二つはとても綺麗なドロップ型が見つかったのでペンダントにしてみました。

今回面白いのは、ペンダントに組み合わせたネックレスです。

細いワイヤーで編んだネックレスで、好きな形に引き伸ばす事が出来る物です。

銅製で、10種類以上の色のコーティングが有りますのでなかなか面白い素材だと思います。

鮮やかなピンクや、赤など、一度ご覧頂けると面白い物です。

イタリヤからの新着で、これから出てくる物と思われます。

とは言え、銅製ですからやはり貴金属のような趣はありません。 ありませんが、しっかりした宝飾品のペンダントヘッドと組み合わせる事でとても洒落た雰囲気を作り出す事が出来ます。

この組み合わせ方がとても重要な事で、お客様の中で、こちらが考えている使い方以外に、あるいは以上に惚れ惚れするような組み合わせをされて来られる方がいらっしゃいますが、そんな組み合わせに出会うと幸せな気持ちになると同時に自分の未熟さに痛み入ります。

ただ自由に組み合わせるのではなく、それぞれが協調し高め合う様な事です。

そういう事にも融通の利く様な素材になる物を作っていければ、これはこれで中々良い仕事だなと思っております。

次回はもうちょっと頑張ってみますので、宜しくお願いします。